「物忘れ外来」で思った事。

Y子さん(母)が最初に診て頂いた病院は

認知症にも力を入れている小さな個人の脳神経外科だった。

 

Y子さんを連れて行く前に、先生とお会いして

普段のY子さんの様子や不安に感じている事など、ゆっくり相談することができた。

「なんだかとても攻撃的になってます。」とか

「食事の支度があまり出来なくなってるようだ。」

「味覚がなんだか変になったようで、食欲がありません。」

「父の悪口を繰り返します」などなど

本人が目の前に居たら、話しづらい事が山ほどあったので

前もって話せた事は本当に有り難かった。

Y子さんの認知症は初期だったので、「忘れる自分」にとても不安を感じており

「みんな同じように物忘れするってよ!」と自分に言い聞かせるように

何度も何度もそう言い続けたり、

「私はしっかりしてるよ!!」って先生に一生懸命アピールをしたりしていた。

 

そんなY子さんを前に、本当の話なんて出来ないもんね・・・

初めての診察の時も、Y子さんが検査をしている間に、こそっと私と打ち合わせをしてくれたり

Y子さんが不安にならないような話し方で、MRIを勧めてくれたりと

とても行き届いた、親切な対応をしてくれた。

 

それがですよ・・・・

MRIを受けに行った国立病院の「物忘れ外来」では

そんな気配りは皆無だった。

 

Y子さんが診察や検査の間に、個別にワーカーさんにY子さんの様子を話していたのに

その話は全く先生に伝わっていないのか?

先生はY子さんの前で、平気で答えにくい事を聞く。

しかもワーカーさんに話した事と、同じ事をまた聞かれる。

本人目の前に「攻撃的で父の悪口ばかり言う」なんて言えないっしょ!

 

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Y子さんはとても不安そうな顔をしてた。

 

認知症の診断をされた時も、本当はもっと詳しい話を聞きたかった。

でも本人の前でアレコレ聞くわけにもいかず、

後日電話で「父と姉と一緒に詳しい話を聞きたいので、伺いたいのですが・・」

そうお願いしたんだけど

「来週の診察の時にして下さい」とあっさり断られた。

 

「物忘れ外来」ってそう多くの病院にあるわけではない。

だから患者さんもたくさん居るだろう。

忙しいとは思うけど、もっとマシな対応はできないんだろうか?

病状に関しての説明も一切ないまま、不安と不満ばかりを患者と家族に残し

診察もなにもあったもんじゃない。

もちろんこんな先生ばかりじゃないだろう。

もっといい「物忘れ外来」も沢山あると思う。

それでもこんな病院も存在することは確かだ。

 

「認知症」と診断されてからも

その「物忘れ外来」には数回通う必要があった。

1週間、薬の相性を試し通院。

今度は2週間試して通院。

その後は1ヶ月後に通院。

これが終了したら、やっと元の脳神経外科に戻っての投薬治療になるのです。

 

この数回の通院は本当に気が重くて嫌だった・・・

MRIがある「物忘れ外来」があまりなかったので、仕方なかったけれど

病院選びは本当に大変だと痛感した。

 

もう2度とそこには行かない!そう決めた。

 

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