2014年夏 母(Y子さん)が認知症になってしまった!

認知症の薬について。

2014年夏からY子さん(母)の認知症治療が始まった。

「アリセプト」と言う薬を1日1回服用するわけだ。

最初に薬との相性を確認するために1週間のお試し。

また病院に行き、診察をして今度は2週間分の薬を頂く。

2週間後に再受診して薬の相性チェックが終了。

そしてまた1ヶ月後に受診。

最初の診察の時に「認知症ですね」そう先生に言われたのに

Y子さんの中では、その部分がスッポリ抜けているかのようだった。

だから自分が何回も病院に行かないといけない事。

薬を飲まなくてはいけない事に、とても不満を持っていたようだっだ。

それでも薬は飲んでもらわないと・・・

症状が軽いうちに、進行を遅らせないといけない。

あの頃は病院に行き、薬を飲ませる事に必死だった。

認知症の薬「アリセプト」3mg

最初の1週間は「なんだかY子さん、調子が良さそう♪」「効いてる感じがするね!」

そう家族で話をするほど、明るく元気になったような感じがして嬉しかった。

翌週目からは薬を少し強めに変え(アリセプト5mg)また2週間様子を見る。

その後3週間目に薬を貰いに行った時、薬局の方からジェネリックのお薬を勧められた。

聞けば金額は安くなるし、効果はアリセプトと変わらないと言う。

それならジェネリックがいいよね♪

そう思い、おススメの「ドネペジル」と言うお薬を1ヶ月分頂いて帰った。

その後、元の病院にもどり1ヶ月、2ヶ月と経過していくうちにY子さんの症状が急に進んだ。

口を半開きにしてボ~ッとした顔をする事が増え、物忘れも多くなった。

食欲もあまりなく、どんどん痩せて行く。

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話す事と言えば父の悪口と、自分がOLだった頃の楽しい想い出ばかり。

同じ話を何回も、何回も・・・・聞くのがとっても苦痛。

そして趣味の教室も止めてしまい、食事の支度もだんだんしなく(出来なく)なってきた。

病院の先生からも、早めに症状が進んでるようだと言われる。

「なんで?何が悪いの?やっぱりジェネリックにしたから?」

妹にも色々調べてもらい、やはりジェネリックより先発のアリセプトが良さそうだと連絡が入る。

すぐに薬をアリセプトに戻すことにした。

それでまた少し改善しますように・・・・本当に祈るような気持だった。

認知症の薬は進行を遅くするためのもので、決して良くなる(治る)ための薬じゃない。

それはよ~く分かっている。

でも、「もしかしたら良くなるかも?」「このまま進行が止まるかも?」と

ついつい過度な期待をしてしまっていたのも事実・・・

そんな気持ちがあるからこそ、症状が進んだのがショックで仕方なかった。

ジェネリックに関して、これが良くないのかどうか本当のところ分からない。

もちろん効いている人も沢山おられると思う。

認知症に関しては先発の「アリセプト」が効果が高いと言うことらしい。(真相は?ですよ)

アリセプトに戻してはもらったけれど

結局、Y子さんの状態が良くなった!と感じる事はなかった。

だってね、途中で薬を止めちゃうんだもん・・・・

それはもう少し先のお話し。

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