2014年夏 母(Y子さん)が認知症になってしまった!

いざ!BOOCSクリニックへ。

認知機能改善に効果が認められたと言う「プラズマローゲン」を

ホタテから抽出したことで、TBSテレビの「夢の扉+」で紹介された(2015年2月)

九州大学名誉教授の藤野武彦先生。

その藤野先生が理事長を務める病院で、診察を受けることになったY子さん。(母)

GWが明けて間もなく、姉と3人で福岡「BOOCSクリニック」に向かった。

藤野先生は東京と福岡を行ったり来たりされており、福岡の方では週2回診察をされている。

福岡の繁華街、天神からすぐのオシャレなビルの中に「BOOCSクリニック」はあった。

予約制で1番目の診察だったので、待たされることもなくY子さんは各種検査を受けるため

優しい看護婦さんに伴われて消えて行った。

私と姉はいろんな質問が書かれた用紙を記入したり、担当のワーカーさん?(多分)に

Y子さんの様子や、心配なことなどをゆっくり話すことができた。

そしていよいよ藤野先生の診察。

最初はY子さん抜きで、普段のY子さんの様子を聞いて頂いた。

受診前に「夢の扉」の録画を見てはいたけれど

実際にお会いする先生は、TVの何倍も優しくてニコニコしておられた。

机の方に身体を向けて、顔だけひねって話をする先生が多い中

藤野先生は最初から最後まで、きちんとと正面で向き合って話をして下さる。

おかげでとても話しやすく、心配なことを洗いざらい吐き出させて頂いた。

PC入力は秘書の方がされるので、話を中断されることもない。

今度は検査を終えたY子さんと一緒に、ふたたび藤野先生の待つ診察室へ

先生はY子さんに優しく話しかける。

診察と言うより世間話でもするかのように、ゆっくりY子さんの話を聞いて下さる。

「最近忘れっぽくて・・」と言うY子さんに

「いいの、いいの忘れることは悪いことじゃないんだよ~」

「そんなの気にしなくていいんだから!」と、大したことじゃないんだと

Y子さんの気持ちがラクになるよう話して下さる。

「気にしてストレスになっちゃダメだよ~」と、ニコニコ。

Y子さんはすっかりリラックスして、機嫌よくおしゃべりをする。

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あっという間にY子さんの診察だけで30分経過。

それでも先生は全く気にせず、ゆっくり話をして下さった。これには驚いた!

その後 各種検査の結果が出るのを、待合室で少し待つ。

予約制なのに待合室は多くの患者さんが居られた。

きっとY子さんの診察が押したんだと思う。

先生はどの患者さんにも1人1人丁寧に時間をかけておられるようで

予約時間が押すのは当たり前のようだった。

あれだけ丁寧に診て頂けるのなら、待つのも苦じゃない。

Y子さんの検査結果が出た。

先生はニコニコしながら、「Y子さん、大丈夫!どっこも悪くないよ~元気元気!」と。

「でもね、ここでは胃カメラだけは出来ないんだよ、

今日は体中の健康診断したから、あと胃の検査までしたら完璧だよ!

この際、胃の検査までしちゃおうよ」 そう先生は仰った。

そして渋るY子さんを「家の近くの胃腸科で胃カメラ受けようよ」と優しく説得して下さった。

病院嫌いのY子さんも、藤野先生の説得には首を縦に振った。

血液検査をはじめ、レントゲンにエコー、心電図などなどあらゆる検査をして頂いたので

あとは胃カメラをして異常がなければひとまず安心できる。

姉も私も本当にホッとした。

肝心の認知症の方も、いろんなテストをして頂いた。

先生は「プラズマローゲン」のゼリー(コーヒー味よ)を

「これを飲んでみてよ、そしたら今度のテストは点数がもっと良くなると思うよ」と

優しく勧めて下さった。

Y子さんも「これ美味しいですよね」と気軽に飲む事を承諾していた。

次回、1か月後の予約をし帰路についた。

藤野先生はビックリするほど優しい人だった。

ずっとニコニコされていて、Y子さんだけでなく姉も私も本当に癒されたのでした。

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