2014年夏 母(Y子さん)が認知症になってしまった!

認知症にストレスは大敵だ!

特大の胃潰瘍が発見され、投薬治療を始めたY子さん。(母)

なんだか急に元気になった。

原因不明の腰痛が、胃潰瘍のせいだった事も判明し気持ちが楽になったようだ。

後から父に聞いたのだが、Y子さんは自分の体調が悪いのをかなり気にしていたらしい。

最悪に体調が悪かったGW、いきなり貯金通帳関係を出して来て

父に全ての管理を託したらしいのだ。

もしかしたら悪い病気かも??そう心配していたんだね・・・

気が強く負けず嫌いなY子さん、でも本当は繊細で怖がりなんだと思う。

表には出さずに、色々と考え悩んでいたんだと思う。

BOOCSクリニックの2回目の受診の際に、藤野先生もそう仰っていた。

Y子さんは「忘れる自分」に対して、相当なストレスを抱えており

それが胃潰瘍の大きな原因になってしまった事。

気が強く真面目な性格の人ほど、そんな傾向があるんだって事。

ストレスがさらに認知症を進めるんだって事。

だからGWに妹夫婦が帰省し、それに対して「何かしてあげないと!!」

「でも、何をどうしていいか分からない!!」そんな感情が

大きなストレとなり、さらに胃に大きく負担をかけたんだろう。

病気の心配がすっかり無くなり(胃潰瘍は大病だけどさ)

ストレスがグッと軽減したように見えるY子さん。

プラズマローゲンのゼリーの効果もあり、グングン心が元気になった。

そしてピロリ菌の除去も済ませてたおかげで、ご飯もしっかり食べるようになった。

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なんだか良い方向に向かっているね♪

そう思っている家族の陰で、実は妹だけは心を痛めていた。

妹と会う時のY子さんは、いつも最悪の状態の時ばかりだったから・・・

新潟の旅行の時、石垣島の旅行、そして今回のGW。

確かに私が最悪だと感じた時は、いつも妹と会っている時だ。

しかもその最悪の状態を脱した後は、いつもいい方向に改善していた。

私から「Y子さん、なんかいい感じよ」って報告を聞き

会うのを楽しみにしていると、最悪!!ってパターンになっていた。

ここ数年、最悪の時のY子さんしか見ていない妹は、きっと辛かったよね。

「私に会うと、Y子さんの調子が悪くなるよね・・・」そうポツンと言った。

妹よ!もう大丈夫。

最悪になる原因がちゃんと分かったから!!

それはストレスだったんだよ~!

旅行も帰省も、前もってY子さんに伝えていた事ばかりだから

準備なんかの心配が、大きなストレスの元になっていたんだね。

今度Y子さんに会う時は、サプライズにしよう!

前もって知らせなければ、きっと元気なY子さんに会えるはず。

少しづつ、1歩づつ。

家族も色んなことを学んで行く。

そうやってこれからも認知症と向き合っていこう。

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