2014年夏 母(Y子さん)が認知症になってしまった!

お犬さま計画スタート!

最近のY子さん。(母)

なんだか寂しがりになっている。

もともと気が強い人なので、私たち姉妹に弱みを見せるなんて事は決してしなかったのだが

認知症になってからは「寂しい」とか「1人ぼっちですることがない」とか・・・

そんな事を時々口にするようになった。

出かけることもグッと減り、人とコミュニケーションを取ることもあまりない。

引っ越しをしたので、散歩の途中に会うご近所さんとお喋りをすることもなくなった。

掃除と草むしりばかりして、他にすることがあまりないY子さん。

心は元気で落ち着いているけれど、寂しい気持ちはどんどん大きくなっているみたいだ。

何か楽しい事がないかな?そんな事を姉と話していた。

そこで思いついたのは「ペット」を飼うことだった。

Y子さんは大の動物好き。

以前飼っていた犬は本当に大事に可愛がっていた。

でも19年生きた最愛の犬が死んだ時、「もう私も年だから生き物は飼わない。」そう言った。

生き物に対して愛情が深いからこそ、最後まで責任を持って飼えないなら安易に飼ってはいけないと

そう思ったんだろう。

毎日飼い犬に語りかけ、一緒に歩き、精一杯の愛情を注いでいたY子さん。

今のY子さんにはそんな存在が必要なんじゃないかと思った。

以前にも何度か猫や犬を飼う事を勧めてみたけれど、

Y子さんは「もう生き物は絶対に飼わない」と決して首を縦には振らなかった。

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本心は動物と一緒に暮らしたい気持ちでいっぱいなのに・・・

でもY子さんは絶対に飼う事に同意はしないだろう。

確かに老夫婦2人暮らしの家に、今から犬を飼うことはリスクも大きい。

生き物のお世話はとても大変だし、最後まで責任を持って飼える保証もない。

何より命を迎え入れると言うことをいい加減な気持ちでしてはいけない。

それは重々承知だ。

それでもY子さんの為に新しい家族を迎え入れたいと思った。

姉も父も賛成してくれた。

両親が飼えなくなった時は、必ず私が責任をもってキチンとお世話しよう。

私自身の覚悟もできた。

家族が一丸となってお犬さま計画をスタートだ!

さて・・・どうやってY子さんに飼うことを納得させよう?

孫が犬を拾ってきたけど自宅では飼えないので、飼い主が見つかるまで面倒をみてもらう。

で、そのままなし崩し・・・・って言うのはどうだろう?

毎日お世話をして愛情が深まれば、そのまま飼うことになるんじゃないだろうか?

よし!この作戦で決行だ!

Y子さんの為に頑張ってみよう~♪

うまく事が運びますように・・・・みんながそう願っていた。


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