2014年夏 母(Y子さん)が認知症になってしまった!

Y子さん歯医者さんに行く。

一昨日の夜。

「差し歯が取れたから歯医者さんに行きたいの!」と、

Y子さんから電話があった。

翌日、父は外出の予定があり連れて行くことは出来ないらしい。

「いいよ!じゃあ行こう。どこの歯医者さんに行く?」そう尋ねると、

別にどこでもいいと言う。

前に行っていた歯医者さんの名前を父が覚えていたので、

翌日の朝に私が電話予約をして連れて行くことにした。

 

しばらくするとまた電話があり、「やっぱり家の近くの歯医者がいい」と。

Y子さん曰く、「歩いて行ける範囲なら皆に迷惑をかけないから」だそうだ。

でも以前通っていた歯医者さんの奥さんはY子さんのお友だちだったはず・・

「久しぶりに会いに行けば?」と言ってみたが、拒否された。

どうやらあまりご記憶にないらしい・・・

それを相手に悟られるのも嫌なんだろう。

まあ、確かに歩いて行ける範囲なら私も送迎しなくていいので助かる。

でY子さんが毎日ウォーキングしているコースの途中にあり、

家の子どもも通ったことがある歯医者さんに行くことにした。

 

翌朝(昨日ね)歯医者さんに予約の電話を入れると、

どうやら先着順の診察で、予約制ではないらしい。(子どもは予約制なの)

でも先に受付さえしておけば、希望の時間に診てくれるシステムだ。

Y子さんは夕方のウォーキングの途中で立ち寄りたいと言うので、

ひとまず朝のうちにY子さんと一緒に受付だけしに行くことにした。

 

今後Y子さんが一人で通うことになるので、スムーズに診察していただけるよう、

予め電話でY子さんの状態について説明させて頂いた。

以前、帯状疱疹で病院に通い、次の予約をきれいに忘れていた事があった。

それで病院に問い合わせをしたり、薬を調べたり色々大変だったのだ。

その時に私もしっかり学習した。(この話は下記追記を参照くだされ)

最初にきちんと根回しさえすれば、Y子さんはちゃんと一人で病院に行けると。

 

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伝えたのは少し物忘れがある事。

それでも自分一人で通うと言っている事。

次回の日程は口頭では忘れてしまうので、紙に書いて渡して欲しい事。

何かあれば私に連絡をして欲しい事。などなど・・

色々と面倒なお願いをしたにもかかわらず、受付の方は快くOKして下さった。

 

その後Y子さんを連れて受付しに行った。

受付さんは「この方ですね・・・」と

私も「そうなんです!よろしくね♪」とお互い目で会話した。(笑)

Y子さんは問診票をちゃんと自分で書き込んだ。

電話番号と番地は「何番だったかな?」と聞いてきたが、

それ以外はスラスラと書き込み私を安心させた。

相変わらず達筆じゃの~(長く習字をしていたのよ)

予約時間を17時半にお願いして病院を出た。

 

病院を後にすると「予約は何時だった?」

「何時に家を出ればいいかな?」「予約は今日だったよね?」と

何度も何度も私に確認を始めた。

自分一人でその時間に行かなければいけないので緊張しているようだ。

家に帰り紙に「歯医者5時半 5時15分に家を出る」と書いて、

勝手口の上り口の所に置いていたY子さん。

忘れないよう頑張ってる姿がなんとも健気だった。

  続きは明日。

 

追記)

実は帯状疱疹の話は「たすケア」と言うサイトに書いている。

帯状疱疹の話はコチラ→「たすケア」

このサイトに時々Y子さんの話を投稿させて頂いてるのだ。

このブログと同じ話がほとんどだが、あちらはお利口さんぶって書いているので

若干ニュアンスが違う時もある(笑)

もし良かったらそちらも覗いてみてね♪


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