2014年夏 母(Y子さん)が認知症になってしまった!

Y子さん歯医者さんに行く。その2

1人で歩いて歯医者さんに通うことになったY子さん。

(前回の話はコチラ→Y子さん歯医者さんに行く。

夕方の5時半までの間に、2回ほど我が家に電話をかけてきた。

「ねえ、歯医者さんには今日行けばいいのよね?」

「時間は5時半で大丈夫よね?」とか。

「紙に時間を書いたんだけど、その紙が見当たらない~??」とか。

そのうろたえぶりには驚いてしまった。

自分の記憶力の無さを自覚しているうえ、

父も留守だったので、なおさら心配だったんだろう。

よっぽど夕方にY子さんの所に行ってみようかと思ったが、

ここはY子さんの為にもグッと我慢した。

 

翌日、いつものようにY子さんの家にオカズを運んだ私。

前日の歯医者さんはどうだったかな?とワクワク車を走らせた。

①ウォーキングコースなのでついウォーキングだけして帰ってきた。(笑)

②ちゃんと歯医者さんに行ったけど、行った記憶は既にない。

③聞かれてボンヤリ思い出し、半分目を泳がせながら話す。(笑)

④きっちり歯医者さん報告をしてくれる。

この3択の中で(笑)私は③を選んだ。(さあ!アナタはどれを選びますか?)

 

意外にもY子さんは④の状態だった。

私が行くなり「昨日の歯医者さん良かったよ♪」

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「先生も看護婦さんもみんな親切で感じ良かった!!」と報告。

とても機嫌よく話をしてくれた。

カレンダーを見てみると30日の所に「歯医者5時半」と書き込まれていた。

「今度も5時半なの?受付しに行かなくてもいいの?」と聞くと、

「そうよ!5時半に来てくださいって言ってくれたよ」と言う。

きっとY子さんの為にそう優遇してくれたんだろ。

Y子さんがカレンダーに予定をきちんと書きこんでいる所をみると、

ちゃんとお願いしたように紙に書いてくれたんだね。

ありがたいな~♪

 

これでY子さんはすっかり自信がついたらしく、

なんだか凄くイキイキしていた。

心配して様子を見に行かなくて本当に良かったよ・・・・

世の中には認知症になっても自力で頑張ってる方はたくさんいる。

認知症の親御さんが遠くに住んでいて、

手助けしたくても思うようにできない方もいっぱい居る。

そんな事を考えると父と私は過保護すぎるくらい過保護だな。

心配してあれこれ手を出しすぎないようしないといけない・・・・

Y子さんはまだまだ何でもやれば出来る!

それが脳の刺激にもなる!!そう再確認した。


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