2014年夏 母(Y子さん)が認知症になってしまった!

山が動いた。

私の父は一見、物腰も柔らかく温和な人物に見える。

でも実際は偏屈でなかなか人の言う事を聞かない、

昭和の頑固おやじ代表のような人物だ。(笑)

昔はモーレツサラリーマンで何よりも仕事が優先。

家族には遠慮なく手をあげてきた、クソ親父だっだ。

今のご時世ならDVで訴えられて即離婚じゃよ・・・

Y子さんも若いころは随分と苦労した。

 

そんな父も今ではすっかり丸くなり、見かけ通り温和になった。

Y子さんが認知症になった時、父がイラついて暴力をふるったら?と、

少し心配もしたが、意外や意外!想像以上に優しく接している。

おかげで私も安心していられるのだ。

そんな父だがY子さんの認知症に関して、なぜだか少し勘違いしている。

「お母さんは本当は認知症じゃなく健忘症だと思う・・」と。

勘違いと言うより、そう思いたがっていると言うのが正解かな?

 

ところが最近、Y子さんの物忘れがグッと進んだ。

それを一番近くで感じている父。

さすがに健忘症だなどど自分を誤魔化せなくなったようだ。

今まであまり認知症について調べたりしなかったようだが、

ここへ来て俄然情報収集に情熱を注ぎだした。

山が動いた・・・・・(笑)

 

元々がバリバリ理系の父。

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76歳の今でも時々仕事をしている。

日々PCを操り、ワケの解らない科学の本をめくる。

そして未だにメモは取らない男である。

そんな父が本腰を入れ、認知症に立ち向かう事になった。

 

私は私で少し良さそうな薬(サプリ?)を考えていたが、

父は「薬は副作用があるから飲ませない!」と言う。

もちろん病院で薬を貰う事は全く考えていない。

じゃあどうするんだ??と思っていたら、

「収縮した海馬(脳の)を復活させる。」とか何とか言いだした。

ほお~それは凄い。(笑)

15分ほどキツめの運動をするのが効果的とか・・・

踏み台昇降の台があるから、早速それをさせるらしい。

 

「踏み台昇降は膝に悪いらしいよ!」そう言ってみたが、

「「膝より脳が優先!」と言われた。(マジか?)

でも果たして父が思うように、Y子さんが踏み台昇降するかな?

お手並み拝見といきましょう。(笑)

私は私でY子さんの脳に刺激を与えられる何かを探そう。

皆がそれぞれにいいと思うことを提案していけば、

そのうち何かヒットするかもしれない・・・・・

下手な鉄砲も数打てば当たる?(笑)といいね。


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