2014年夏 母(Y子さん)が認知症になってしまった!

最近思う事。

最近よく考える事がある。

Y子さんとの関係は子育てと似ているな・・・と。

例えば昔子どもが習っていたピアノの練習。

ただ口だけで「練習しなさい!」と言ってもなかなか進んではしなかった。

そりゃーそうだろう。(笑)

でも一緒に練習に向き合うと、子どももちゃんと取り組んでくれた。

それと同じでY子さんに「この運動、脳にいいらしいからしてみたら?」

「これいいよ!これしたら?」と言っても全然ダメ。

でも「一緒にしようか?」って誘うと意外にやってくれる。

この一緒に向きあって一緒に取り組む事が、本当は何よりも大事なんだよね。

でもね・・・これが一番難しい。

一緒に住んでいないとなかなかそんなに付き合えない。

 

昔のY子さんなら、健康や脳にいいと聞けばすぐに生活に取り入れて実践していた。

それだけ健康や認知症にならないように!と言う事に関心があったのだ。

でも今はもうそんな勢いはすっかり失われている。

しかもTVで見た体操をやってみようかな??と思ったとしても、

悲しいかな数十分後にはそんな決意をした事すら忘れてしまっている。

脳の活性にいいかもしれない?であろう体操や訓練は世間に溢れている。

でも、それは誰かがY子さんと一緒に向き合わないとダメなのだ。

 

先日TVで見たお認知症の症状が改善したと言う話。

それもやはり息子さんが一緒になってダンス教室に通ったからこそ

その効果が出たのだろう。その時の話→想い出で脳に刺激。

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それはよ~く分かっている。

分かってはいるが、私はY子さんに付き合ってアレコレするヒマがない。

なかなかそんな時間を作る事はできないのだ。

 

・・・・・と言うのはホントはただの言い訳にすぎない。

ホントは私はY子さんに長時間付き合うのがキツイのだ。

Y子さんんと一緒に体操教室に通ったり、

カラオケが好きなY子さんと一緒にカラオケに行ったり。

そんな事をしてあげれば、もっともっとY子さんが元気になるだろ。

そう分かってはいるが、それが嫌なのだ。

毎日実家のご飯を作って、午前中お喋りに付き合う。

もうこれだけで私はいっぱいいっぱいなのだ・・・・

子どもには何でも付き合えたのに、Y子さんには付き合えない。

 

いいと分かっていても出来ない(したくない)自分。

いいと思うならやればいいのに・・・・そう思っている自分も隅っこにいる。

仕事を持っていて忙しいなら「出来ないから仕方がない。」

そう割り切るれるんだろうけどね~(ため息)

「やりたくない事は無理にしなくていいじゃない!!」

姉なら間違いなくそう割り切るだろう・・・・あ~羨ましい。

 

「アナタは今日から姉になる~」

鏡をみながらそう100回くらい唱えてみるかな。(笑)


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