2014年夏 母(Y子さん)が認知症になってしまった!

ありがとう。

最近 引っ越しを決めた友人に付き合って、

あちこち物件探しをしている。→引っ越しの話

もともと面倒くさがりな友人は引っ越しはおろか、

長い間、部屋の模様替えすらしていないので、

家具や家電は壊れない限り変えられる事もなく、

どれもこれもやたらと年季が入っている。

18年ものの炊飯ジャーや、15年ものの洗濯機。

他にも古いものがいっぱいある。

せっかくなので、この機会に家具も家電も新しくすることになった。

 

モノグサな友人に代わって、私がアレコレ調べて何を買うか決めている。

もともとリフォームや模様替えが大好きな私にとっては、

まさにお金がかからない壮大な遊びのようなものだ。

マジで楽しくて仕方がない。(笑)

毎日家具や家電をネットで物色し、部屋の図面とにらめっこしている。

 

先日、やっと引っ越し先のアパートを決めた。

その場所はY子さんの家から歩いて数分の距離だ。

友人は「ここならY子ちゃんの家にちょこちょこ行けるね!」

「たまにはオカズを持って遊びに行くつもり♪」そう言ってくれた。

 

実は友人は早くにご両親を亡くしている。

Y子さん自身も友人と同じように両親を早く亡くしていた事もあり、

昔から父もY子さんも友人や友人娘をとても可愛がっていた。

自分の孫同様、友人の娘にもお小遣い通帳を作って、

事あるごとにお金を積み立てていたほどだ。(少額だけどね)

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友人とは30年来の付き合い。

でもここ数年は友人と距離を置いていた。その理由→友人の話。

それが最近また交流を持つようになったのだ。

そんな友人との付き合い復活を、誰よりも喜んだのはY子さんだった。

何でも忘れてしまうY子さんだけど、友人と友人娘の事はしっかり覚えていた。

アパート捜しの最中に、一緒にY子さんの家に顔を出した時は、

子どものようにはしゃいで喜んでくれた。

そして翌日も友人に会った事をクッキリと覚えていた。

 

会わなかった数年の間に、すっかり変わってしまったY子さん。

友人は少し驚いたようだったが、昔と変わりなく接してくれた。

そして「なるべくY子ちゃんの家の近くがいい」とアパートを決めた。

友人はきっとオカズ持参でY子さんの家に遊びに行ってくれるだろう。

彼女はそんな人だ。

 

「ふ~ん・・Y子さん面倒くさいよ。」

私は友人にそう返したが、ホントはとても嬉しかった。

照れくさいので「ありがとう」とは言わなかった。

だからこの場を借りて「ありがとう。」

 

Y子さん。

遊び相手が増えるよ。

良かったね。


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