週末、息子の成人式用のスーツを作りに行った。
チャラ男でシャレ男(笑)の息子は、着るものになかなかウルサイ。
成人式のスーツはこだわって作ると前々から張り切っていた。
ハッキリ言ってけっこう面倒くさい男である。(笑)
その反対に娘の方はオシャレに全く無頓着で、
22歳にもなって色気も何も全くない・・・・(涙)
2人を足して半分に割ったらちょうど良かったのにな~
思うようにはいかないものだ。
息子が目を付けていたオーダーのお店。
こんな田舎にも洒落た若者向きもスーツを作るお店があるんだ・・・
そうビックリするほどこじゃれた店だった。(オバサンくさいわ~)
まずは生地選び。
いくつか候補を選び、わざわざ外に出て太陽光での色の確認。
やっとこさ生地が決まったと思ったら、そこからが長かった。(汗)
やれ襟の形だ、ポケットの数や角度だ。
ボタンの色や素材の選定に、ボタンホールの数や糸の色・・・
ベストだって襟付き、襟なし、色々ある。
あ~メンドクサイ。(汗)
極めつけは裏地とベストの背中部分を、派手な生地にするんだとさ。
ハッキリ言って息子は即決型の人間ではない。
どの工程もひとつひとつ丁寧に見て、納得するものを選ぶ。
分厚い生地見本(裏地用)を1枚1枚丁寧にめくり出した時は、
気が遠くなりそうだった・・・・(汗)
今どきのスーツってホント色々な形やオプションがあるんだな~
若者向きだから尚更選択肢が多いのかもしれないが、
こんなに大変だとは思わなかったよ。(汗)
やっと全てが決まったら、ようやく採寸。
数時間かけて納得いくものを選んだ息子は満足そうだったが、
あらゆる工程でオプション料金が発生するさまを、
ドキドキしながら眺めていた母は手に汗を握っていた。(笑)
カードで支払いを済ませ、ヨロヨロしながら店を後にした。(苦笑)
出来上がりは11月の初め頃らしい。
息子は「あざっす!」と言いながらニコニコしていた。
年が明けたら成人式。
まあ、なんだかんだ言っても息子の晴れ姿は楽しみだ。