2014年夏 母(Y子さん)が認知症になってしまった!

緊張する瞬間。

ふと携帯電話を確認した時。

Y子さんからの着信があってると、ちょっと緊張する。

さらに着信時間が数時間前なんて時はもっとだ。

だってね、電話を掛けなおしてもY子さんが覚えてない場合が多いから・・

不用意に「電話何だったの?」なんて掛けなおすと、大変な事になる。

「え?お母さん電話なんてしてないよ!」

「何かの間違えじゃない?」

「何日も前の着信じゃないの?」とアタフタするのだ。

 

自分が電話を掛けた事を覚えていないと言う事実は、

Y子さんになかなかのショックを与えてしまう。

なのでこちらもとっても気を遣うのだ。

なるべくこちらの用事があるかのような気配を匂わせつつ、

でも覚えている場合にはすぐに対応できるよう、

さり気なく話を合わせる。

これはなかなかテクニックを必要とする技なのだ。(笑)

 

昨日も夕方にY子さんからの着信履歴を発見した

時間を見るともう3時間は経過している。

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うむ~もう忘れてるな・・・・(汗)

そう覚悟して電話を掛けてみた。

「もしもし」とY子さん。

「もしも~し!今日は暑かったね♪」と、とりあえず世間話の準備をする。

 

するとすぐに「ごめんね、大した用じゃなかったんだけど・・・」と言ってきた。

お~今日はバッチリ覚えてるじゃん♪

こんな時は本当にホッとする。

Y子さんもまだまだ大丈夫じゃん!!と思える。

肝心の話は「今度買い物に行ったら化粧水買って来て。」とのこと。

「思いついた時に言っとかないと忘れるから。」と笑いながら言っていた。

Y子さんも忘れないように工夫してるんだね。

 

昨日はなんとか覚えてはいたが、最近はけっこう忘れる事も多いかな?

そんな時は苦しい世間話で誤魔化して電話を切るようにしている。

でもY子さんとは毎日のように会ってるので、世間話もマジで苦しいぞ。

電話を掛けなおす時に、緊張しなくてもいいように、

なるべく電話は取るようにしようっと。


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