2014年夏 母(Y子さん)が認知症になってしまった!

不覚にも・・・・

いよいよ今年も残すところあと1週間となった・・・

12月に入ってから毎日1ヶ所づつしている大掃除も大詰めだ。

昨日は棚に何年も溜まっていた年賀状や写真の整理をした。

こんな想い出モノの整理って進まないんだよね~

懐かしい年賀状をつい読みふけってしまったり、

山のようにある子どもの写真につい見入ってしまったり・・・

これで仕事が進むわけがないのだ。(笑)

 

とくに写真の量は膨大過ぎて、どう整理しようか頭が痛い。

子育中は今のようにUSBに何枚でも写真を保存できる時代ではなかった。

なので撮りためた写真の量はハンパではないのだ。

本当ならいい写真だけ保存して、その他大多数は処分すべきだろう。

でもなんだか捨てられない・・・一体どうするんだ??

凄くヘンな顔で応援合戦に参加している息子の運動会写真も、

白目をむいてヴァイオリンを弾いている娘の写真も捨てられない。

結局、見るだけ見て散々懐かしみ、そのまま箱に戻すことになった。

この忙しい時期にとんだ時間の無駄をしてしまった。

 

そんな膨大な写真の中には、当然Y子さんもたくさん映っていた。

子どもの運動会や発表会、赤ちゃんの頃の子どもを抱くY子さん。

どれもこれもとても若々しい。

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その中に5年(弱)前に妹、姉、Y子さんと行った京都旅行の写真があった。

キレイに髪を染めて、しっかりメイクをしてオシャレをしているY子さん。

今のY子さんとはまるで別人のようだった。

イキイキとした表情で旅を楽しんでいるY子さん。

たった5年しか経っていないのに、今はまるで20歳くらい老けて見える。

髪を染めていないだけが原因ではない。

すっかり痩せてしまい表情も変わってしまっていた。

 

不覚にも涙が出てしまった・・・

自分でもビックリ。

短期間ですっかり変わってしまったY子さんを目の当たりにして、

なんだか急に悲しくなってしまったのだ。

もう認知症のY子さんをすっかり受け入れていると思っていたのに、

まだこんなに悲しいと思う自分に驚いた。

 

懐かしい気持ちとやるせない気持ち。

そんな感情の元がゴタゴタ混ぜ込まれた箱をそのまま閉じた。

もうしばらくそのままにしておこう・・・・

写真を棚に戻して、掃除を終わらせた。

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