2014年夏 母(Y子さん)が認知症になってしまった!

劣化しない記憶。

先日娘の就職先の病院を見に行ったY子さん。

よっぽど嬉しかったのか「立派な病院に就職出来て良かったね。」と、

毎日毎日同じ話をする。

「一人暮らしするんだっけ??」と相変わらず同じ質問もセット。

でもまあ、喜んでくれるのはイイ事なので、同じ話に付き合っている。

 

そんなY子さん。

今日は手にペンとメモ紙を持ち病院の名前を聞いて来た。

病院名を言うと、サラサラとメモに書く。

「職業名は何て言うのかね?」と聞くので、

「社会福祉士、ソーシャルワーカーでもいいよ。」と教える。

それをまたメモに書くY子さん。

 

社会福祉士は勿論だが、病院の名前も迷う事なく漢字で書いたY子さん。

他にもメモには色んな事が書いてあったが、どれもちゃんと漢字だ。

私なんて「どんな字だったっけ?」と漢字をスマホで検索する事もしばしば。

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書かなくて忘れてる字も多いのに、Y子さんは大したものだ。

メモには綺麗な文字が並んでいた。

 

小筆の教室に長く通っていたY子さんは昔から達筆だ。

よく文字を書く事もあり、漢字も良く知っていた。

どうやらその記憶は失われていないようだ。

これにはちょっと驚いた。

記憶はドンドン失われていくばかりだと思っていたのにね。

劣化しない記憶もちゃんと残ってるんだな~

脳ってホント不思議だ。

 

病院の名前と職業名を書き込んで満足げなY子さん。

これを見ながらまた同じ話をするんだろう。(笑)

ま、お付き合いさせて頂きますわ。

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