2014年夏 母(Y子さん)が認知症になってしまった!

熱中症にご注意を。

梅雨明け宣言以降、ビックリするほど蒸し暑い日が続いている。

なんでも今年は、梅雨明けと同時に日本上空に鎮座するはずの高気圧がなく、

まるで梅雨時期のような天気図だと、そう気象予報士さんが言っていた。

そのため暑くてもカラッとしている例年の夏とは違い、湿度が高いそうなのだ。

朝からモワッと湿った熱気が窓から流れ込み、掃除をするのも躊躇われる毎日だ。

こんな気候のせいで、今年はお年寄りの熱中症が驚くほど多いらしい。

数日前、ひとり暮らしをしている義母から電話が入った。

「わたし・・・・ちょっと具合が悪いんだけど・・・」と。

大急ぎで駆けつけると、義母はトイレの便座に頭を突っ込んでうずくまっていた。

吐き気が止まらず、全身冷や汗で冷たくなり、1人で立ち上がることもできない。

なんとか車に乗せ、かかりつけの病院に転がりこんだ。

診察の結果は「熱中症」。点滴をし数時間横になったら随分楽になったようだ。

義母は前に熱中症になった事があり、普段から特に気を付けるようにしている。

暑い時間帯の外出や農作業は控えるようお願いしている。(小さい畑がある)

家には暑い日の外出前に飲むよう経口補水液(ドリンク)も準備済みだ。

少しでも具合が悪くなったらすぐ電話をするよう、携帯電話は首にかけて貰っている。

それでも熱中症になったのは、エアコンを使わないせいだとお医者さんが仰った。

特に就寝中のエアコンはとても重要らしい。

蒸し暑い寝室で寝てる間にかく汗の量は想像以上で、特に最近の暑さのせいで、

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起きた時点で熱中症になってしまうお年寄りも少なくはないそうだ。

義母もエアコンは使っておらず、その日は朝の5時から畑に行って来たそうだ。

お医者さん曰く、畑に行く前から脱水気味だったんだろうと言う事だった。

「24時間エアコンつけてた方がいいよ」

お医者さんは義母に何回もそう念押ししておられた。

それ以降、義母は素直にエアコンを使うようになった。

でも私の実家は何度そう言っても「私はエアコン嫌いなのよ~」とY子さん。

「俺は鍛えてるから大丈夫!」と父。(ジムに通ってる)

この頑固な2人組はまるで他人事のような顔をして、全く私の話を聞き入れない。

『私は大丈夫、今までエアコン無しで何ともなかった。』

『エアコンは嫌いだから扇風機を使ってる。』

「↑こんな頑固なお年寄りが熱中症で運び込まれるんだよね~」

私の両親はそうお医者さんが仰っていた頑固な年よりの典型だ。(汗)

「今年の暑さは今までの暑さと違うんだからね!!」

義母の熱中症以降、Y子さんに向かって毎日毎日エアコンの話をする私。

これじゃまるで私が同じ事を言う認知症みたいじゃん・・・・

でもこの様子ではまだまだ同じ会話を繰り返す事になりそうだ。

熱中症・・・皆様どうぞお気を付けください。

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