母の認知症治療<5>

「明けましておめでとうございます。

今年も認知症の母、Y子さんとの日常をマイペースに綴って行こうと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。」

 

去年の夏頃、あるサイトにY子さんの認知症に関する記事を書かせて頂いていた。

20本ほど書いた時点で残念ながらそのサイトは閉鎖してしまったので、

書いた原稿がそのまま返却された。

その後は放置していたのだが、せっかく書いたのでここに残そうと思いついた。

今まで書いた内容とダブる部分も多いが、文章の感じや表現が違うので

本音と建前ってな感じで(笑)読んで頂ければ・・・と思う。

 

 

認知症に効果あり?の民間療法を試してみました-母の認知症治療<5

認知症の服薬を止めてしまった母の為に、何かできる事はないのか? 認知症の症状が進行しないよう「認知症に効果がある」と耳にした事を色々試してみることにしました。

 

  薬に頼らなくても認知症の進行を抑えたい

母は父の決断により、認知症の治療薬であるアリセプトの服用を止めてしまいました。 

服薬中は症状が急激に悪化していくように見えましたが、薬を止めたことですっかり落ち着きを取り戻しました。

そんな母を見て安心していた家族でしたが、症状の進行を抑える薬を服用しないという事は、病気の進行を加速させてしまう恐れがあるという事です。 

こうしたこともよく理解していました。

薬以外で認知症の進行を抑える事ができないだろうか? 

そう考えた私はTVなどで「認知症に効果があるかも?」と紹介されることの多い民間療法を、できるだけ取り入れてみることにしました。

 

 

  アロマオイルの香りで大脳に働きかける

最初に挑戦したのは「アロマセラピー」でした。

 

これは長年認知症を研究されてきた、鳥取大学の浦上克哉教授が提案されている方法です。 

アロマオイルの香りが大脳に直接働きかけるというもので、認知症予防や症状の改善につながるとTV番組で放送されて話題になっていました。

朝に「ローズマリー:レモン=2:1」、夜に「ラベンダー:オレンジ=2:1」で配合したアロマオイルの香りを嗅ぐ、という方法が紹介されていました。 

私はすぐにオイルを取り寄せました。

 

朝のオイルはアロマ用のペンダントに染み込ませて身に着ける事。 

そして夜のオイルは枕元近くでコンセント式のディフューザーを使う事。 

これらがなるべく分かりやすいように使用マニュアルを作り、父に毎日使うよう頼みました。

 

  アロマセラピーを試してみたが

この方法は、最初から大きくつまずいてしまいました。 

母がアロマ用のペンダントを使うのを嫌がったのです。 

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元々「肩がこる」という理由でアクセサリーを着けるのが嫌いだった母。 

残念ながら1度もペンダントを着けることはありませんでした。

 

ペンダントの代わりにハンカチに染み込ませて母の近くに置くようにしましたが、動き回る母には香りが届きません。 

オイルの用意をする父もだんだん面倒になってきたらしく、ほんの1週間ほどで使うのを止めてしまいました。

両親と同居していれば私が毎日用意できますが、別居しているためそれも不可能です。 

ちゃんと使えば効果はあるかもしれませんが、それを実感することもなくオイルはお蔵入りとなってしまいました。

 

  ケトン体を脳に送るといいらしい!

アロマオイルの次に取り入れたのは、やはりTVで話題になった「ココナッツオイル」でした。

本来脳はブドウ糖をエネルギー源としていますが、認知症になると脳にブドウ糖がうまく運ばれなくなるらしいのです。 

すると脳が飢餓状態になり脳細胞が死滅してしまうとか・・・。

ですが、ブドウ糖の代わりにケトン体と言うものを取り入れる事によって、脳細胞が破壊されるのを食い止める事ができるというのです。

 

そしてココナッツオイルに多く含まれる中鎖脂肪酸は、体内でそのケトン体を作り出す事ができるらしいのです。 

これは朗報!と、こちらもすぐに試してみる事にしました。

 

  ココナッツオイルは口に合わない?

ココナッツオイルの摂取には色々な方法がありました。 

そのまま飲んだり、コーヒーなどの飲み物に入れたり。 

熱に強いオイルなので調理用のオイルとしても使えます。 

アイスクリームにかけるとパリパリに固まって美味しく食べられるそうです。 

1日に大さじ2~5杯ほどの摂取でいいらしく、これなら簡単!と大いに期待を寄せました。

 

父はトーストに塗って食べる方法が気に入り、毎朝オイルを食べるようになりました。 

そして母にも勧めてくれるので続けてココナッツオイルが摂取できる環境が整いました。 

ただこのオイル、意外に癖がありコーヒーに入れても調理に使っても独特の風味が残ります。

 

母はこの風味が苦手らしく、なんとか2~3ヶ月は頑張って食べてくれましたが、こちらも結局は母が嫌がり止めてしまうことになりました。 

今でも大量に購入したココナッツオイルが食品棚に眠っています。

 

どちらも効果が期待できそうでしたが、嫌がる母は残念ながらその効果を実感することができませんでした。 

母が嫌がらず、手間もかからず、そして長く続けていける事。 

これが一番大切な条件になるという事を実感したのでした。

 

食事については、他にも試したことがあります。 

続きはまた次回にご紹介します。  (つづく)

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