2014年夏 母が認知症になってしまった!

高校のその先は??

今日は学習障害の話。

不安いっぱいでスタートした息子の高校生活。

思いがけず学習障害について相談に乗っていただける先生がおられた事で、

肩の荷を半分以上降ろす事ができた。

それでも息子が全く勉強について行けなければ、進級が出来ない可能性はある。

中学校の時と同様に、出来ない事を出来る事でカバーしながら頑張るしかない。

通学時間も1時間かかり、部活ももちろん大変な息子の忙しい高校生活が始まった。

 

スポーツで高校に進学できた息子。

あわよくば大学も走る事で進学できないだろうか??そう考えていた私。

でもそんな甘い考えは陸上部の新入生歓迎会の席で一気に砕け散った。

顧問の先生は挨拶で開口一番こんな事を言われた。

「陸上で飯は食えません!」と。

要するに大学進学や就職を陸上に頼っても将来食べて行ける可能性は少ない。

だからきちんと勉強して、しっかりした企業に就職することを考えろ!と言うのだ。

走る事で食べて行ける人は、ほんの一握りだという現実。

それを最初に教えて頂いたことで、私の計画がどれだけ甘いかを思い知らされた。

在学中いつも先生からそう言い聞かされている生徒たちは、

どんなに強い子でもほとんどが大学進学の誘いを断り、きちんと就職をしているようだった。

幸い評価が高い工業工なので、就職の求人は驚くほどある。

名の通った大企業に就職する子も多く、公務員になる子も多い環境。

そんな学校でなんとか授業について行き、電気工事士の資格を取得する。

そして少しでも息子に合った就職先を見つけること。

それが3年間の高校生活の最終目標になった。

 

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今になって思えば顧問の先生のその言葉があったおかげで、

息子もきちんと学生生活に向き合えたんだろうと思う。

私自身もバカな夢を見ず、ちゃんと現実を見ることができた。

本当に先生には感謝だ。

 

とは言えそこそこ評価の高い学校だけあって、息子にとってはレベルが高い。

中学時代のように副教科などはなく、出来ないことを補える物もない。

得意な数学もクラスの真ん中くらいがやっとだ。

板書での授業が多く、ノートはきちんと取る事を義務付けられていたので、

書く事が苦手な息子にとっては、どの授業も相当大変な様子だった。

 

あっという間に理科も数学もついて行くだけで精一杯になった。

そのうえ中学時代に通っていた、マンツーマンでの学習塾も止めたので、

息子はどんどん勉強が苦手になっていった。

40人のクラスでいつも40番。

それが息子の立ち位置だった。

 

ちゃんと電気工事士の資格が取れるのだろうか?

就職先はあるんだろうか?

それどころかこの先無事に進級できるのかも分からない?

やっぱり心配の種が無くなる事はなかった。

 

 


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