2014年夏 母(Y子さん)が認知症になってしまった!

お犬さま計画。いまだ進行中

認知症になってから寂しがりになったY子さん(母)。

そのY子さんの為に犬を飼う計画を立て、そろそろ1か月になる。→これまでの話

最初は不機嫌で、赤ちゃんワンコを飼うことに全力で反対していたY子さんだったが、

最近ではすっかりワンコが居る生活にも慣れ、楽しそうにワンコの話をするようになった。

でも「いつ貰い手が見つかるの?早く探して!!」と会うたびに文句を言う。

「自分で飼うことはできない」「もう10年若かったら飼うけど、もう飼うつもりはない!」

そう付け加える事も忘れてはいないようだ。(笑)

私はいつもならY子さんが嫌がる事はしないように心掛けている。

ストレスが認知症の症状を悪化させると思っているからだ。

でも今回はY子さんが文句を言ってもそのまま放置している。

だってY子さんはワンコの存在に、ストレスを感じてはいないと分かっているからだ。

口では文句を言っているが、ワンコに対する態度はすっかり優しくなり、

ワンコの方もY子さんにしっかり懐いているからだ。

そんなY子さんとのやり取りに、最近ちょっと変化が出てきた。

「お父さんが世話をするなら飼ってもいい。」と言いだすようになり、

さらに昨日は「お父さんの健康の為にはワンコが居た方がいいね。」と言うようになった。

あくまでも自分が飼うのではなく、お父さんの為と言うのが大前提ではあるが・・・(笑)

スポンサードリンク

 

「お父さんでは頼りにならないから、Y子さんがワンコの面倒を見てくれないなら、

ここに置いておくのは心配だな~!家で引き取ろうかな?」と言ってみると、

「大丈夫!口ではお父さんに世話をさせるって言ってるけど、ちゃんとお母さんも見てるから!」

そう慌てたように言うようにもなった。

でもそこは認知症のY子さん。

昨日と今日では言うことが違う。

今日はやっぱりいつものように「早く貰い手を探してね!」と言っていた。(苦笑)

確かなことは、Y子さんの気持ちが少しづづ少しづづ変化していること。

そしてワンコとの毎日を楽しいんでいること。

それはハッキリしている。

だからこのままワンコはY子さんの家で暮らすことになる。

甘やかして、すっかり舐められている父と、口とは裏腹にワンコが可愛くて仕方ないY子さん。

そんな2人の元で、ワンコは元気いっぱいに育っている。

そしてY子さんもワンコのパワーで、ますます元気になるだろう・・・・そう信じている。


認知症 ブログランキングへ
にほんブログ村

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください