先日娘と温泉に出かけた。
化粧水のように濃厚なお湯が人気の、山間の小さな温泉宿だ。
時間が少し早かったせいか、大浴場にはおばあさんが1人だけ。
「こんにちは!」と挨拶を交わし、ウキウキしながら温泉に入った。
少し硫黄の香りのするお湯は、評判通りトロトロ気持ちがいい。
娘と話をしながらノンビリお湯を楽しんだ。
そのうち洗い場に居たおばあさんもやって来て、
なんとなく一緒に話をするようになった。
遠方に住む息子さんが休暇で帰省されており、
ご両親を温泉に連れて来てくれたそうだ。
ニコニコ嬉しそうにそう話をしてくれた。
年齢は87歳だと言うおはあさんは、驚くほどお元気だ。
足腰もしっかりしており、浴槽にも苦も無く入られた。
普通の声で会話する声も、きちんと聴きとっておられ、
話のテンポも全く遅くはない。
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本当に心も身体も元気いっぱいと言う感じだった。
87歳と言えばY子さんより11歳も年上だ。
それなのにこんなにお元気だなんて、本当に羨ましい。
比べても仕方がない事だとは分かっていても、
ついついY子さんと比べてしまう。
何が違っていたんだろう?
何をどうすれば良かったのだろう??
元気に話をするおばあさんを見て、そう思わずにはいられない。
Y子さんもこんなイキイキしたおばあさんになる予定だったのにな~
ふと気が付けば最近、街で元気なお年寄りを見かけると、
ついついY子さんと比べる癖がついている。
そして羨ましいと思っている自分が居る。
つまらない癖がついたもんだ・・・そんな事に気が付いた。
こんな癖は早く治してしまおうっと。
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