Y子さんの家の前には小学校がある。
体育の時間や休み時間には校庭に元気な子どもの声が響き、
毎日とても賑やかだ。
ここ数日、どうやら「親子レクレーション」が行われているらしく、
多くの父兄と子ども達が楽しそうに遊んでいた。
その様子を見たY子さんは、どうやら運動会を連想したようだ。
昔の運動会の記憶がど~ん!と蘇ってきた。(汗)
「運動会で思い出したけどね、お父さんは最悪な男だったのよ!」と、
久々にお怒りスイッチがONになった。
人ごみが嫌いで、子どもの行事に全く興味がなかった父。
運動会当日は朝からお弁当と母を学校に送ると、
自分は家に帰り読書三昧。
お昼にご飯を食べにやって来て、ご近所さんや知人に対して、
「俺も来てます!」をアピール。(笑)
昼食後はまた家に帰り、お昼寝。(←Y子さんの推測よ)
運動会の最後の行事「選抜メンバーリレー」の時には、
また何食わぬ顔をして現れ応援。(姉と私が出てたから)
そして家族と一緒に家に帰るのがお決まりのパターン。
「子どもの運動会に応援しに来ない父親なんて居ないよね!!」
「本当に最低な男だったのよ!!」と
そうY子さんはお怒りモードで何度も何度も語っていた。
確かに昼食時には父が居た事は覚えている。
でもそんなに何回も出入りしていたとは思わなかったよ。(笑)
父を見れば運動会に全く興味がないのは理解できる。
子どもを応援するより家で本を読むほうが有意義だと考える人だ。
でもY子さんにとっては許しがたい行為だったんだね。
まあ確かに、旦那さんがそんな風だったら私もイラっとするだろう。
そう考えたらY子さんの怒りも理解できる。
きっとその時には文句を言う事が出来なかったんだよね・・・
だから今になってど~ん!と怒りがみ上げて来るんだろう。
記憶の底に沈んでいた都合の悪い記憶。(苦笑)
さて・・・この話は一体いつまで続くかな??
何回も何回も吐き出して、そしていつか忘れる日まで、
仕方ないのでお付き合いする事に致しましょう・・・。