2014年夏 母(Y子さん)が認知症になってしまった!

Y子さん(母)の変化。

Y子さん(母)の様子がおかしい!「うつ病なのかも?」そう思った2013年の秋。

近くに住む姉と、遠方に住む妹に相談し しばらく様子を見ながら、

どこか良さそうな心療内科を探す事にした。

うつ病かも?と言いつつ、実は認知症じゃないかと誰もが思っていたようだ。

でも、きっと思い過ごしだ・・・そう思いたかった。

とにかく心療内科で診てもらえば、そこはハッキリするだろう。

心療内科は決めたものの、今度はどうやってY子さんを連れて行くか?それが問題だった。

とりあえず私がチャレンジしてみた。

「Y子さん、なんかストレスが溜まって疲れ気味みたいだから、1回病院に行ってみよう!」

そう誘ってみたが 「アンタ、バカじゃないの?なんで何処も悪くないのに病院に行くの?」

そうせせら笑われて即終了。秒殺だった・・・・

Y子さんは健康が自慢で、病院に行くのか大嫌い!

薬を飲む習慣もほとんどないので、病院に行くなんて以ての外なのだ。

もちろん健康診断なんてしに行かない。

仕方ないね・・・・しばらく様子を見よう。 結果的にそう言う成り行きになった。

Y子さんを病院に連れて行くのは、並大抵のことではない。

この頃から気になる行動が、ちらほら見えるようになった。

*とにかく父の悪口を言うようになった。

もうね、憎しみ込めたような顔つき、話しっぷりなんですよ・・・聞くのもキツイですわ。

もともと不仲だったわけではなかったのに、

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昔のイヤだった事ばかり思い出して 怒りが湧き上がってくるような感じ。

*味覚が変わって来た。

何を食べても「甘い」と言うようになり、食欲が落ちて来た。

外食に出ても、食べたいものが思いつかないようになった。

*やたら下着を買いに行くようになった。

「買いたいものがあるから、買い物に付き合って!」Y子さんから電話。

これは今までと同じなんだけど、この頃は決まって下着ばかり買っていた。

「この前も下着買ったよ。」そう言っても 「あれは夏物」とか「あれは出かけた時用」などと言い訳しつつ 何枚も買っていた。

*忘れっぽくなり、同じことを繰り返すようになった。

数年まえからこんな事はあったけれど、年齢なりかとも思っていた。

*友人の話をしなくなり、「私には友達が居ない」と言うようになった。

もともと気が強い人なので、ちょいちょい人間関係のトラブルはあったように思う。

*長く続けている趣味をやめようか?と言うようになった。

ずっと続けていた教室も閉め、自分が習いに行くのも嫌になって来たようだった。

少しづづ、Y子さんの様子が変わって行く。

それを「きっと大丈夫・・・」そう思いながら(願いながら)見守っていた。


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