2014年夏 母(Y子さん)が認知症になってしまった!

薄れゆく記憶。

最近気になること。

それはY子さんが最近の記憶だけじゃなく、

昔の記憶も少しあやふやになって来てる事。

まあね、私だって物覚えはいい方ではない。

だからあやふやだって変ではないと思う。

それでも覚えていて当たり前だと思い込んでいた事が、

怪しくなってくると、やっぱりドキッとしてしまう。

認知症が少しづつ進行してるんだろうな・・・・と。

 

今日は娘も一緒にY子さんの家に遊びに行った。

そこで就職の話をしていると、Y子さんが思い出したように言った。

「○○は(妹のこと)、大学卒業して最初は何処に就職したっけ?」と。

放射線技師をしている妹は、いくつか病院を変わっている。

なので、これは仕方がないと思いながら最初の病院を教えた。

妹は関東の大学卒業後、地元に帰って来て就職した。

でも1年後また関東に戻って就職、そして結婚したのだ。

「そうそう、そうだったね」そうY子さんは思い出してくれた。

すると今度は「じゃあ何で今は関東にいるんだったっけ?」と言う。

 

う~ん・・・そんな事も忘れたのか?

なんだか雲行きが怪しくなってきたぞ。

「やっぱり関東の方が仕事の環境もいいし、大学の友達も多いからね」

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そう話すと、「そうだったね。」と思い出す。

そして次は「何で関東の大学に行ったんだっけ?」と言い出す。

どうやら妹に関する昔の記憶が怪しくなってきている。

でも実は妹のことだけじゃないかもしれない、

掘り起こせば記憶が怪しくなっている事は想像以上に多いのかも??

 

昔の嫌な記憶を忘れているように、いい記憶だって忘れてくる。

それはそうだろう・・・

でも大事な記憶が曖昧になってるのはやっぱり悲しいね。

元気で毎日を過ごしているY子さん。

家族は症状の進行を抑えようと試行錯誤しているが、

その陰で着実に認知症は進行しているようだ。

こんな事を目の当たりにするとやはり薬を飲んだ方がいいのかも?

そう迷いが生じる。

でも父がまた薬をY子さんに飲ませるとは思えない。

 

このままでいいのかな?

そう迷いながら過ごす日々。

 

何かY子さんの脳にビリッと刺激を与えてくれる事を、

早くみつけないとね・・・・


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