2014年夏 母(Y子さん)が認知症になってしまった!

Y子さんの言い訳。

今朝、寝室のカーテンを開けると虹が出ていた。

虹なんて、なんだか久しぶりに見たな~♪

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キレイだと喜んでいたが、朝の虹は大雨の前兆だとか・・・(汗)

台風も近づいているから、大雨になるかもしれないな。

 

最近のY子さん。

自分の記憶があやふやだと言う事にきがつくと、

「最近私が忘れっぽいのは、誰とも話をしないせいだ!」と、

そんな言い訳をするようになった。

確かに家にこもりがちのY子さんは、父と私を相手にする以外、

たまに来る姉や叔母としか話をすることがない。

会話が少ないことは良くないことだとは分かっているが、

Y子さんが何処にも行きたがらない以上、仕方がない。

 

確かに人とのコミュニケーションって脳を活性させるだろう。

認知症について調べると、コミュニケーションが大事だと書いてある。

そうれはそうだろう・・・・

「じゃあ、何かサークルにでも行ってみる?」

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「体操教室なんてどう??」そう言ってはみるが、

「今までいっぱいサークルにも体操にも行ったからもう嫌!」

「あちこち出ていくのは面倒だから嫌!」と、返事はいつも同じ。

「お友だちの家に行ってみる?」と聞いてもNO。

じゃあ~どうしたいんだよ!

ついそう言いたくなるのをグッと飲み込む。

 

時々は遠方に住む妹からも電話がかかってきたり、

友人と電話で話をしていることもあるらしいが(父から聞いた)、

翌日にはそんな事は忘れてしまっているY子さん。

だからいつも「誰とも話をしていない。」と言う。

話をしないのは確かに良くないが、それ以上に良くないのは、

「話をしないと物忘れがひどくなる」とY子さんが思い込んでいる事だ。

その思い込みがどんどん自分自身を不安にさせている。

私にはそう見えるんだけどね・・・・

 

何か気を紛らわす方法を考えなきゃね!


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