2014年夏 母(Y子さん)が認知症になってしまった!

運動会の思い出

Y子さんの家の前には小学校がある。

体育の時間や休み時間には校庭に元気な子どもの声が響き、

毎日とても賑やかだ。

ここ数日、どうやら「親子レクレーション」が行われているらしく、

多くの父兄と子ども達が楽しそうに遊んでいた。

その様子を見たY子さんは、どうやら運動会を連想したようだ。

昔の運動会の記憶がど~ん!と蘇ってきた。(汗)

 

「運動会で思い出したけどね、お父さんは最悪な男だったのよ!」と、

久々にお怒りスイッチがONになった。

人ごみが嫌いで、子どもの行事に全く興味がなかった父。

運動会当日は朝からお弁当と母を学校に送ると、

自分は家に帰り読書三昧。

お昼にご飯を食べにやって来て、ご近所さんや知人に対して、

「俺も来てます!」をアピール。(笑)

昼食後はまた家に帰り、お昼寝。(←Y子さんの推測よ)

運動会の最後の行事「選抜メンバーリレー」の時には、

また何食わぬ顔をして現れ応援。(姉と私が出てたから)

そして家族と一緒に家に帰るのがお決まりのパターン。

 

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「子どもの運動会に応援しに来ない父親なんて居ないよね!!」

「本当に最低な男だったのよ!!」と

そうY子さんはお怒りモードで何度も何度も語っていた。

確かに昼食時には父が居た事は覚えている。

でもそんなに何回も出入りしていたとは思わなかったよ。(笑)

父を見れば運動会に全く興味がないのは理解できる。

子どもを応援するより家で本を読むほうが有意義だと考える人だ。

でもY子さんにとっては許しがたい行為だったんだね。

 

まあ確かに、旦那さんがそんな風だったら私もイラっとするだろう。

そう考えたらY子さんの怒りも理解できる。

きっとその時には文句を言う事が出来なかったんだよね・・・

だから今になってど~ん!と怒りがみ上げて来るんだろう。

 

記憶の底に沈んでいた都合の悪い記憶。(苦笑)

さて・・・この話は一体いつまで続くかな??

何回も何回も吐き出して、そしていつか忘れる日まで、

仕方ないのでお付き合いする事に致しましょう・・・。


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