数年ぶりに従妹と会った。
少し離れたところに住んでいるので、
お互いの中間地点にあるショッピングモールが集合場所だ。
ランチをして、そしてまたcafeに入って夕方まで喋りっぱなし。(笑)
お互いの近況や子どもの話など、会話は尽きる事はない。
久しぶりにとても楽しい時間を過ごすことが出来た。
従妹はY子さんの妹の娘だ。
なので当然会話はY子さんや叔母の話になる。
叔母は相変わらず元気で、今も仕事をしているという。
ついでに近くに住む伯父(Y子さんの兄)の様子も聞くことができた。
80歳を超えたが、まだまだ元気で過ごしていると言う。
羨ましな~
「伯母ちゃんは元気?」と従妹に聞かれ、
「うん元気よ!」そう答えた私・・・
確かに身体も気持ちもまだまだ元気だ。
でも本当は違うよね・・・
Y子さんと叔母は、、少し離れた所に住んでいるせいもあり、
普段あまり交流がない。
Y子さんがお墓参りや法事に行く以外、なかなか会う機会はないようだ。
だから叔母も伯父もY子さんの今の状態を知らない。
誰よりも勝ち気で、誰よりも行動的だったY子さんが認知症だなんて、
きっと想像すらしていないだろう。
「実はお母さん、認知症になっちゃってさ~」
そう何度も言おうと思った。
でも言えなかった。
なぜ言えなかったのか?
本当は言うべきだったのか?
私には分からなかった。
自分の姉が認知症になったら?
私はやっぱり教えて貰いたいと思う。
そして出来る限り姉に会いに行くだろう。
今そう考えると、やはり言うべきだったのかも?と後悔した。
でも今更「ホントはね・・」なんて言おうとは思わない。
やっぱりこういう事は面と向かって話したい。
「今度からもっと頻繁に会おうよ!」
「3か月に1回くらいはランチしたいね!!」
帰り際にそんな約束をして従妹と別れた。
今度会う時はちゃんと話すようにしよう。
絶対に言おう。