姉は車で30分ほどの所に住んでいる。
でも仕事が忙しいようで、なかなかゆっくり会う暇がない。
それでも実家には顔を出しているようで、父から時々姉の話を聞く。
でもね、Y子さんに姉の事を聞くと「あの子はほとんど来ないよ。」
「今月(5月ね)は1回くらいしか来てないよ。」と言う。
まぁY子さんは忘れん坊だからね・・忘れちゃったんだろうね。
先日久しぶりに姉と会った時にそんな話になった。
「Y子さんこう言ってたよ!」と言うと姉はとても驚いていた。
聞けば最近、息子の塾を実家の近くで見つけて、
週に3回、息子の送迎の合間(2時間ほど)を実家で過ごしているらしい。
なんですと???週に3日??
仕事も忙しいのに、片道30分かけて実家の近くの塾に来てるの?
話を聞いてビックリ!!
でも姉の家は田舎なので、近くに塾などないのだ。
どこに連れて行っても結局は30分ほどかかるので、
それなら実家の近くにして、待ち時間をY子さんと過ごそうと思ったらしい。
後日父にも姉が週に3回来ている話を聞いた。
姉ちゃん・・・偉いわ~(感涙)
Y子さんが認知症になった頃、非協力的な姉に怒りを爆発させた事もあった。
でも少しずつ姉も変わってきた。
きっと最初はY子さんの認知症を認めたくなかったんだろうな・・・
いやいや、問題はY子さんだ!!
姉の週3回の訪問を全く覚えていないのか??
そんなに忘れちゃうの??そう驚いていたら姉がこんな事を言い出した。
「Y子さんアンタの事、毎日オカズだけ置いてサッと帰るって言ってるよ。」
「いつも忙しそうだから話相手になってくれないって・・・・」と。
なんだと~!!!!???
私はほぼ毎日1時間~1時間半はY子さんの相手してるんだよ。
マジで力抜けますわ~(涙)
毎日Y子さんの同じ話に付き合ってる私の苦労は何なのよ~
Y子さんは本当に姉の訪問も、私との時間も覚えてないのか?
それともそう言って同情をひいてるんだろうか?
確かに「アンタ以外に話し相手が居ないの・・・」といつも言う。
私は寂しいのよ~ってアピールしてるもんな。
うむ~真相はどうなんだろ?でも同情アピールが濃厚かも。
だってY子さんの認知症、そんなに進んでないもん。
でもY子さんを問いただして真相を突き止めようとは思わない。
だって病気だしね。
ただそれ以降「私たち毎日楽しくお喋りしてるよね♪」ってな会話を
ちょくちょく挟み込んで、Y子さんの脳に刷り込んでおる。(笑)
これで少しでも寂しい気持ちが無くなればいいけどね。
まあ私はともかく、遠くから週3回も来てる姉ちゃんの事は、
もう少し脳に刻んでやって欲しいと願うばかりだ。