いよいよ今年も残すところあと1週間となった・・・
12月に入ってから毎日1ヶ所づつしている大掃除も大詰めだ。
昨日は棚に何年も溜まっていた年賀状や写真の整理をした。
こんな想い出モノの整理って進まないんだよね~
懐かしい年賀状をつい読みふけってしまったり、
山のようにある子どもの写真につい見入ってしまったり・・・
これで仕事が進むわけがないのだ。(笑)
とくに写真の量は膨大過ぎて、どう整理しようか頭が痛い。
子育中は今のようにUSBに何枚でも写真を保存できる時代ではなかった。
なので撮りためた写真の量はハンパではないのだ。
本当ならいい写真だけ保存して、その他大多数は処分すべきだろう。
でもなんだか捨てられない・・・一体どうするんだ??
凄くヘンな顔で応援合戦に参加している息子の運動会写真も、
白目をむいてヴァイオリンを弾いている娘の写真も捨てられない。
結局、見るだけ見て散々懐かしみ、そのまま箱に戻すことになった。
この忙しい時期にとんだ時間の無駄をしてしまった。
そんな膨大な写真の中には、当然Y子さんもたくさん映っていた。
子どもの運動会や発表会、赤ちゃんの頃の子どもを抱くY子さん。
どれもこれもとても若々しい。
その中に5年(弱)前に妹、姉、Y子さんと行った京都旅行の写真があった。
キレイに髪を染めて、しっかりメイクをしてオシャレをしているY子さん。
今のY子さんとはまるで別人のようだった。
イキイキとした表情で旅を楽しんでいるY子さん。
たった5年しか経っていないのに、今はまるで20歳くらい老けて見える。
髪を染めていないだけが原因ではない。
すっかり痩せてしまい表情も変わってしまっていた。
不覚にも涙が出てしまった・・・
自分でもビックリ。
短期間ですっかり変わってしまったY子さんを目の当たりにして、
なんだか急に悲しくなってしまったのだ。
もう認知症のY子さんをすっかり受け入れていると思っていたのに、
まだこんなに悲しいと思う自分に驚いた。
懐かしい気持ちとやるせない気持ち。
そんな感情の元がゴタゴタ混ぜ込まれた箱をそのまま閉じた。
もうしばらくそのままにしておこう・・・・
写真を棚に戻して、掃除を終わらせた。