3姉妹で行く「石川・富山・岐阜」オバサン女子旅。(笑)
日曜日の夜に無事帰って参りましたのでご報告。
行く数日前から荷物の準備でアタフタしていたY子さんだったが、
出発当日は用意した洋服をちゃんと着込み、
部屋に下着や洋服を広げる事もなく、準備万端で私を待っていた。
不測の事態に備えようと早めにY子さんの家に行ったが、
朝からバタバタせずに済んで本当に助かった。(笑)
父に見送られてY子さんと姉と3人で空港に向かう。
この3日間で父が少しでもリフレッシュ出来るとイイけど・・・
ところが空港に着くと早くもトラブル発生。
飛行機の出発が遅れているうえ、行先(小松空港)の天候不良のため、
「場合により成田か大阪に着陸します。」との条件付き運行になった。
もし成田に着陸されちゃったら、金沢まで4時間以上かかる・・・
大阪からだって3時間以上たっぷりかかるようだ。
ここでY子さんが「もう行かない」と言い出さないかヒヤヒヤしたが、
「なるようになるよ♪」となんともお気楽。
楽しそうにお喋りをする姉とY子さんをよそに、
私は必死で成田と大阪からの金沢までのアクセスを調べていた。
結局、定刻より遅れて飛び立った飛行機は、無事に小松空港に到着した。
金沢で妹と合流し、ここからオバサン4人旅がスタートした。
金沢の夜は美味しい日本海のお魚とお酒を楽しんだY子さん。
その晩は夜中の12時まで楽しそうにお喋りに花を咲かせていた。
話の内容は・・・・もちろん昔話のリピートですわ。(笑)
それでも楽しい想い出話が多かったので助かったよ。
2日目。
朝から富山の知人の家に向かった。
両親が九州から雪深い飛騨市に転勤になった時、
家族ぐるみで大変にお世話になった方だ。
義理堅いY子さんは何十年も前の恩を忘れないのだ。
久しぶりにお逢いして楽しいひと時を過ごさせて頂いた。
その後、レンタカーを飛騨市に向けて走らせた。
近づくにしたがって雨は雪に変わり、山は雪で白くなる。
降りたての真っ白な雪が木々に積もり、とてもキレイだった。
4人の会話も雪が多い冬を過ごした時の想い出話になる。
もうこんな雪景色を見ることはないと思っていただけに、
思いがけない神様からのプレゼントのような気分だった。
Y子さんはやっぱり運が強いな~。(笑)
飛騨市でも懐かしい知人と会い、Y子さんはとても嬉しそうだった。
その後、昔過ごした場所を巡った。
住んでいた場所や通った学校、よく遊んだ場所や通った店。
何もかもが懐かしかった。
すっかり変わった所も多いが、全く変わっていない場所もある。
どこを通っても何を見てもどんどん記憶が蘇る。
その場所で一緒に過ごした4人だったからこそ共有できる思いがある。
昔の想い出がどんどん溢れて、話が尽きなかった。
これが主人や娘との旅だったら、きっとここまで盛り上がれなかったね。
Y子さんのおかげで、思っていた以上にイイ時間を過ごせた。
その晩は飛騨市の温泉に宿泊した。
4人でゆっくり温泉に浸かりながら、雪景色を楽しんだ。
Y子さんは疲れを見せず、また夜遅くまでお喋りしていた。
昔の父への愚痴もちょいちょい挟み込んでは来たが、
それも場所柄仕方がない。
それでも楽しい想い出話の方が多かったので助かった。
オンナ4人。賑やかに更けていく2日目の夜だった。
つづく。