2014年夏 母(Y子さん)が認知症になってしまった!

見当識障害。 Y子さんの場合

認知症について色んなサイトで勉強をすると、

「見当識障害」と言う言葉をよく見かける。

初期の認知症で「記憶障害」と並んで、よく見られる症状らしい。

「見当識障害とは」

今日が何月何日なのか?今が何時なのか?

今自分がいる場所がどこなのか?

誰と話をしているのか?

などの、自分が置かれている状況を正確に認識できなくなる症状の事を言うそうだ。

Y子さんの場合も認知症と診断された2014年の夏頃から、

「記憶障害」と一緒に、この「見当識障害」が出るようになっていた。

今日は何月何日なのか?がよく分からないようで、7月なのに9月と言ってみたり

季節が把握できないらしく、冬なのに夏物の洋服を着ていたり、

温泉に行ったときには、脱衣所から浴場に行く事ができずに

脱衣場の中をウロウロしてることもあった。

私の家に来るときも、通いなれた道だったにもかかわらず、

道に迷って到着を30分以上遅れてしまい、送り出した父と待っている私を

ヒヤヒヤさせる事が時々あった。

そんなY子さんの「見当識障害」も、その後胃潰瘍が治り食欲が出た事。

認知症の薬を止めた事。

BOOCSクリニックの「プラズマローゲン」コーヒーゼリー効果で、ずいぶん症状が軽減している。

それでも「今日は何月何日?」と言う質問には、やはり上手く答えられない。

これはまあ、仕方がない。

そんなY子さん。

引っ越しをすることで「見当識障害」が強くでるかもしれない!

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もしかしたら慣れない家でトイレの場所を探したり、元の実家に帰ろうとしたりするかも?

実はそれを一番心配した。

でも幸いそんな事は全くなく、電化製品の操作以外でY子さんがパニックになる事はないようだ。

それどころか引っ越しをして落ち着いた頃から、

なんと!1人でウォーキングに出かけるようになった。

もともと住んでいた実家では、毎日のようにウォーキングに出かけていたので

やはり歩きたいと思うようになったのだろう。

ただ、越して来たばかりの新居(古いけどね)は、Y子さんにとってあまり馴染みがない場所であり

今のY子さんが道に迷わないか?これはとても不安な事だった。

父と一緒に行くように勧めてみたが、「いやよ!」と一蹴。

散歩は自分のペースで行くのが一番いいそうだ。

最初はとても心配だったけれど、Y子さんは何の問題もなくウォーキングを楽しんでいる。

ちゃんと自分がいる場所は把握できているらしいので安心した。

なんと!今では毎日1時間も歩いているそうだ。

そしてウォーキングをまた再開したY子さんは、ますます元気になっている。

認知症と診断されてからこれまで、

波はあるけれど症状自体は、1年半前より少しは改善されていると思う。

それでも記憶障害だけは、少しづづ進んでいるように感じる時もある。

「見当識障害」も今はほとんど出くなったけれど、今後はまた出て来る事は十分考えられる。

ウォーキングに出て帰って来れない!そんな事が起きないように。

Y子さんがいつまでも、楽しくウォーキングができるよう

今から少しづづ対策を考えていかないといけないね。

その時になって慌てなくていいように、Y子さんの安全のために準備をしよと思っている。

 
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