前回、「不満や不安が溜まっている・・・」とそんなニュアンスで
書き終えてしまっていたブログ。⇒家族も様々。 前回の話
でも実は現在は色んな意味で落ち着いている。
落ち着くまでは色んな事があったし、順を追って書きたいと思っていたので
あんな終わり方をしてしまったけれど、
ヘンな誤解を生むといけないので、結論だけは先に書いておこう。
今は姉に対しての不満は、すっかり無くなった。
人にはそれぞれの考え方、感じ方があり、たとえ姉妹であっても
全く違うと言う事に気が付いたのだ。
そして無理をする必要も全くないと言う事にも・・・・
こんな単純な事が分からなかった私。
下らない意気込みと思い込みで、自分の首を絞めて
苦しくてジタバタしていた。
気が付けば簡単な事だったんですけどね・・・
Y子さん(母)の状況は変わらなくても、自分の気持ちが楽になってみると
全然状況が違って見えるもんだな。
そんな事にも気が付いた。
こんな話はまた順を追って書いて行こうと思う。(でないと書けない)
さて今回は父の事を書いてみよう。
前にも書いたが、若い時の父は団塊の世代の典型的なモーレツサラリーマンだった。
おまけに4人姉妹+男1人の5人兄弟で、大事に育てられたせいか?
なかなかの「俺様」ぶりを日々発揮し、気が短く手もあげる男だった。(最悪じゃの~)
でも今は随分と丸くなっている。
仕事は真面目で、評価も高い。
酒はほどほど嗜む程度で、タバコもギャンブルもオンナ(笑)も一切やらない。
家族をきっちり養って来てくれた事には、とても感謝している。
ただY子さんに対しては、気が短く「俺様」なところは健在だったので
「認知症」と診断されたY子さんと上手く付き合って行けるか?
それが心配のひとつでもあった。
同じ昔の愚痴を、何回も何回も聞かされて
ブチッと切れて手をあげたりしないだろうか??
ところが意外にも、穏やかにY子さんに接する父が登場した。
毎日薬をちゃんと飲ませて、さりげなく生活のフォローもする。
意外に出来る男だったのにはビックリした。
几帳面な理系男なので料理も出来そうだけど、Y子さんが絶対にさせない。
キッチンそこは・・・譲れない聖域なのか?
父に料理させてくれたら、本当に助かるんだけどね。
よくよく考えると、Y子さんは幸せだな~と思う。
もちろん認知症になって良かった訳ではない。
でも、周りには気遣ってくれる家族が何人もいる。
皆、Y子さんの事をちゃんと考えてくれている。
なんだか羨ましいね。
そう思う今日この頃です。