2014年夏 母(Y子さん)が認知症になってしまった!

認知症・・・ 家族も様々 続編

前回、「不満や不安が溜まっている・・・」とそんなニュアンスで

書き終えてしまっていたブログ。⇒家族も様々。 前回の話

でも実は現在は色んな意味で落ち着いている。

落ち着くまでは色んな事があったし、順を追って書きたいと思っていたので

あんな終わり方をしてしまったけれど、

ヘンな誤解を生むといけないので、結論だけは先に書いておこう。

今は姉に対しての不満は、すっかり無くなった。

人にはそれぞれの考え方、感じ方があり、たとえ姉妹であっても

全く違うと言う事に気が付いたのだ。

そして無理をする必要も全くないと言う事にも・・・・

こんな単純な事が分からなかった私。

下らない意気込みと思い込みで、自分の首を絞めて

苦しくてジタバタしていた。

気が付けば簡単な事だったんですけどね・・・

Y子さん(母)の状況は変わらなくても、自分の気持ちが楽になってみると

全然状況が違って見えるもんだな。

そんな事にも気が付いた。

こんな話はまた順を追って書いて行こうと思う。(でないと書けない)

さて今回は父の事を書いてみよう。

前にも書いたが、若い時の父は団塊の世代の典型的なモーレツサラリーマンだった。

おまけに4人姉妹+男1人の5人兄弟で、大事に育てられたせいか?

なかなかの「俺様」ぶりを日々発揮し、気が短く手もあげる男だった。(最悪じゃの~)

でも今は随分と丸くなっている。

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仕事は真面目で、評価も高い。

酒はほどほど嗜む程度で、タバコもギャンブルもオンナ(笑)も一切やらない。

家族をきっちり養って来てくれた事には、とても感謝している。

ただY子さんに対しては、気が短く「俺様」なところは健在だったので

「認知症」と診断されたY子さんと上手く付き合って行けるか?

それが心配のひとつでもあった。

同じ昔の愚痴を、何回も何回も聞かされて

ブチッと切れて手をあげたりしないだろうか??

ところが意外にも、穏やかにY子さんに接する父が登場した。

毎日薬をちゃんと飲ませて、さりげなく生活のフォローもする。

意外に出来る男だったのにはビックリした。

几帳面な理系男なので料理も出来そうだけど、Y子さんが絶対にさせない。

キッチンそこは・・・譲れない聖域なのか?

父に料理させてくれたら、本当に助かるんだけどね。

よくよく考えると、Y子さんは幸せだな~と思う。

もちろん認知症になって良かった訳ではない。

でも、周りには気遣ってくれる家族が何人もいる。

皆、Y子さんの事をちゃんと考えてくれている。

なんだか羨ましいね。

そう思う今日この頃です。

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