2014年夏 母(Y子さん)が認知症になってしまった!

Y子さんの荷物。

いよいよ明日からY子さんを連れて富山に行く。

先月まではY子さんも落ち着いた様子を見せていたが、

月が替わりカレンダーが12月になった途端、

スケジュールが見えるようになったので、ソワソワするようになった。

とにかく持っていく荷物を用意しようと一生懸命になっているのだ。

認知症になって以降、Y子さんは旅行の荷作りが出来なくなった。

何を何枚持っていけばいいのか分からないのだ。

季節に合った洋服を選ぶ事も、上下をバランス良く決めることも出来ない。

 

以前一緒に旅行に行った時には、下着ばかり何枚もバッグに詰め込んであり、

持参した数少ない洋服も季節感や色合いが凄くヘンだった。

その上、下着の使用前・使用後の区別もつかなくなっていたY子さん。

しかも旅行前には荷作りで疲れてしまい、行く行かないで揉めた事もあった。

今回はそんな事にならないよう、細心の注意を払ってきた。

 

「バッグの数が多いと邪魔だから、Y子さんの荷物は私のバッグに入れるね。」

そんな名目であらかじめ洋服を決め、下着も靴下も全部事前に預かった。

後は現地で私が管理してあげればいい。

当日着る洋服だけ前日に準備して掛けておけばいい。そう考えていた。

ところがY子さんは私に洋服を預けた事を毎日忘れるのだ。(笑)

「洋服は何枚持って行けばいい?」「何を着ようか?」と聞くので、

「もう荷物は私が預かってるから大丈夫よ!」と説明する。

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それでも翌日は同じ事を言うのだ。

 

ここ数日は縁側の廊下に洋服が山のように積まれている光景が出現。

その山の中から持って行く洋服を決めるのだと言う。

どうやら自分の部屋は暗くて見にくいので、縁側に洋服を運んだらしい。(笑)

私はそのたびに説明し、洋服を一緒に片づけた。

 

ところが今日はもっと凄いことになっていた。

仏間の畳いっぱいに洋服が広がって砂漠が出来ているのだ。(汗)

オマケに下着ばかり何枚も詰め込まれた特製バッグまで出来上がっていた。

これを片づけるの大変なんだよね~(トホホ)

またまた荷物は預かっていることを説明して、一緒にお片付け。

明日着る洋服だけ用意して、ハンガーに掛けて帰って着た。

 

願わくば・・・・準備した明日の洋服が行方不明になりませんよ~に。

また新たな山とか砂漠が出来てませんよう~に。

出発前にお片付けで時間を取られませんよ~に。

とりあえず祈っとくことにしよう。

 

ブログ更新はスマホから出来るかな??

可能であれば頑張って更新してみようと思っている。

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