Y子さんがワンコのお世話パニックの原因になった父のお出かけ。
なんとか無事に用事を済ませ、昨日父が帰宅した。
父が居なかった数日間、Y子さんは意外にもワンコと仲良く過ごした。
父が出かけた日から2日は我が家でお預かりしたワンコだが、
それ以降はY子さんが引き取って、ちゃんと毎日のお世話をしてくれた。
散歩も毎日欠かさず行ったそうだ。
「ワンコが走るから、私も一緒に走ったよ~♪」と楽しそうに話していたが、
75歳過ぎのおばあちゃんがワンコと一緒に走るのは如何なものかと・・・・(汗)
見た人はきっとビックリしただろう。
って言うか危ないじゃん!!
未だに足腰は丈夫で元気なY子さんだけど、やはりお年寄りなので万が一って事もある。
以後、ワンコと一緒に走るのは止めて頂きたいものだ。
Y子さんは楽しそうにワンコの話をしていた。
「お父さんの運動の為に家で飼うことにする!」と、ここ数日はそう言っていた。
やれやれ、やっと落ち着くかな?
そう思っていたのに・・・・
なんと父が帰って来て一息ついたとたん、Y子さんがガラリと豹変した。
「あの犬はどうするの?早く貰い手を探して誰かにやって!!」
「私はもう生き物は飼わないって決めてるからね!!」と、父に向って怒り出したのだ。
さっきまで可愛いから飼う。
お父さんの運動にいいよね♪そう言っていたのにどうしたんだ????
父から「ワンコの事になるといきなりコロッと気が変わって怒り出す!」とは聞いていたが、
その状況を目の当たりにしたのは初めてだった。
父は慣れたもので、ああまたか・・・って顔をしていた。
何をどうやって、どうなったらこうなる??
恐るべし認知症。
この数日間のワンコLOVEな気持は、また振り出しに戻ったのか??
父の顔を見るとリセットボタンがONになるのだろうか?
とにかくお父さんが飼いたいなら飼えば??
でも私は世話はしないからね!!と、また振り出しに戻って話は終わった。
これは父も疲れるよな~毎日だもんね。
そう思いながら私も自宅に帰った。
で、今日のY子さんのご機嫌は??
いつものようにご飯を持って行くと、甲斐甲斐しくワンコのベッドを干していたY子さんの姿があった。
よく分からん・・・
とりあえずこのまま静観しよう。