何かと慌ただしい師走。
Y子さんはいつもと変わらずノンビリした毎日お過ごしだ。
私はあれこれ雑用が多くバタバタしており、
なかなかY子さんとゆっくりお茶をする時間が持てない。
早いもので旅行から帰って、そろそろ1週間になろうとしているが、
その間にあまりY子さんと旅行の話をする暇がなかった。
それでもオカズを持って行った時にはY子さんの顔を見て、
「旅行は楽しかったよね!」と、忘れられないよう声をかけていた。
昨日は久しぶりにゆっくりお茶をする時間が取れたので、
Y子さんが旅行の事をどの程度覚えているのか??
少しづつ探りながら話をしてみた。
すると、意外にもよく覚えている。
お逢いした知人の事もだが、その時の会話の内容や、
久々に回った飛騨市の事。
雪景色がキレイだったことも本当に良く記憶していた。
その直後には記憶が怪しかったことも、今はハッキリ覚えている。
時間の経過とともに頭の中が整理されるのかな??
やはり普段と違う刺激は脳を活発にさせるのかもしれない。
その刺激が楽しい事なら尚更だろう。
旅行の写真を父のPCに送り、時々Y子さんに見せてもらっていたが、
その効果もあったのかもしれない。
何にしても覚えていてくれて会話が弾むことは有難い事だ。
でも残念ながら泊ったホテルの事や、食べたご飯の記憶の方はイマイチ。(笑)
あまり興味がなかった事は定着しずらいのかもしれない。
まあ、そう多くを望む方がずーずーしいってもんだな。
「雪がキレイだったね~♪」「楽しかったね」と言いながら、ニコニコするY子さん。
旅行の疲れも全く残らなかったらしく、
帰って来てからはとても機嫌がいいようだ。
「またみんなで何処かに行こうね!」と積極的。
「今度は行った事がない所に行こうね。」と仰るが、
観光にも遊びにも全く興味を持たないY子さんは、
きっとどこに行っても今回の旅以上には楽しまないと思うぞ。(笑)
でも、何か脳に刺激を与える効果はあるだろう・・・
そう信じてまた一緒に何処かに行こうと思う。