2014年夏 母(Y子さん)が認知症になってしまった!

毎日デジャヴ。

「なんだか前にもこんな体験をしたような・・・」

そんな不思議な感覚に捕らわれたことはないだろうか?

「ここ来たことがある♪」とか「こんな場面を前に見た!」とか

そう、よく耳にするデジャブってやつですよ。

そんな不思議体験を毎日のようにしている私。(笑)

 

何処で?って・・

もちろんY子さん(母)の家で。

午前中にオカズを持ってY子さんの家に行く私。

いつものように「おはよー」の挨拶から始まり、

冷蔵庫にオカズを入れながら、そっと残り物のチェックする。

そして持ってきたメニューを冷蔵庫に貼ってあるマグネットシートに書き込む。

そして待ち構えているY子さんと、甘酒を飲みながら話をする。

 

こっからが毎日デジャブ。(笑)

「子ども達は元気?」から始まり、娘が小さかった頃の想い出話へ。

「毎週末家に泊まりに来てたよね♪」←毎週ではないが記憶が作られている。

「いつも「題名のない音楽会」を一生懸命に見てたよ。」

「娘ちゃんがヴァイオリンをしているのはその影響よ。」云々。

どうやら娘がヴァイオリンを弾くのが嬉しくてしょうがないらしい。

因みに甥っ子もヴァイオリンをしているが、そこには全く触れない。

 

そして息子の話になる。

「息子くんはいつもママ!ママ!って泣くから大変だった。」とか

「重くてオンブするのが大変だった」とか(←ほとんど預けたことはないが)

「でもいい大人になったね!仕事も頑張ってるよね~」云々。

 

その後のワンコの話になりそのまま昔飼っていた犬の話になる。

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「あの犬は賢かったよね。」

「あんな賢い犬は他に見たことがない。」

「昔、猟犬みたいな犬が走って来た時に、私の前に立ちはだかって守ってくれたよ!」

「右にに曲がってって言えば、ちゃんと右に曲がる犬だった。」云々。

確かにとても賢い犬だったとは記憶している。

 

それから猫の話に繋がる・・・・

「私が子どもの頃に飼ってた猫も賢かったよ!」

「私が仕事に行くときは、毎日途中まで見送ってくれたの♪」云々。

 

これね毎日同じ話なのよ。

パターンも内容ももちろん同じ。

時々他の話に食いつく事もあるけど(ほら、ゾウの話とかね)

ほぼ毎日同じ。

デジャブよ~マジで。(笑)

 

でも話してる方はきっと新鮮な気持ちなんだろう。

楽しそうに話すんだもん。

聞く方はなかなかなかなかなか大変。

ちゃんと相槌を打つのも疲れるよホント。

1時間~1時間半のデジャブ劇場。(笑)

 

今日も開幕。

明日も開幕。(きっとね)

まるで何かの修行のようだ・・・と思う今日この頃だ。


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