ここ最近、高齢者の運転事故のニュースが続いている。
今朝もTVからは「80代の男性がコンビニに突っ込んだ!」
「70代の男性が特急に衝突!」と、続けざまに事故のニュースを伝えていた。
コンビニに突っ込んだ男性は認知症だったと言う。
こんなニュースを聞くたびに暗い気持ちになる。
幸いY子さんは去年あっさり免許証を返納した。
認知症と診断されたY子さんに、どうやって運転を止めさせるか?
頭が痛かったが、その心配は全くの杞憂に終わった。
自分の記憶力と運転に不安を覚えていたY子さんは、
車がないと生活が困る田舎から、今の家に引っ越しを決めたのだ。
そして公言通り引っ越し後、免許証をさっさと返納してしまった。
その話はこちら→「思いがけない引っ越し騒動!」
でも77歳の父はまだまだ運転を続けている。
頭も体も健康で若々しい父だが、高齢だと言う事に変わりはない。
昨日買い物に行く途中、赤信号で停車していたら、
対向車線の車がけっこうなスピードで通り抜けて行った。
対向車なのでもちろん向こうも赤信号なのだ。
赤信号を無視したのか?それとも気が付かなかったのか?
運転していたのはおじいちゃんだった・・・・
いつもは車の通りも多い交差点。
たまたま出て来る車がなかったおかげで事故にはならなかった。
でも、もし青信号で通り抜ける車が居たら??
横断歩道を渡る子どもが居たら??
想像するのも恐ろしい事態になっていたはずだ。
おじいちゃは交差点を全く躊躇することなく通り過ぎた。
きっと信号を見ていなかったんだろう。
いつか父もこんな運転をするもしれない。
時々、注意力が散漫になっていると感じることがある。
もちろん父だけでなく、、自分にも家族にもそんな可能性はある。
高齢だと言うだけで事故に会うと決めつけているわけではない。
でも現実問題として高齢者の運転による事故は多い・・・
でも今、父が運転を止めたら正直困ることは多い。
両親が出かける時にはすべて送迎をしないといけなくなるからね。
父は最近高齢者講習を受け、何の問題もなく免許証を更新した。
本人はまだまだ運転を続けるつもりだ。
もちろんまだ免許返納を考えているわけではない。
でもいずれ・・・・何年後かには考えないといけない。
その日が来るまで、事故を起こすことなく運転して欲しい。
追記)私が時々、投稿させて頂いている「たすケア」のサイトにも、
Y子さんの免許証返納の話を掲載しています。→「たすケア」
おヒマがあれば読んでみて下さいませ。