2014年夏 母(Y子さん)が認知症になってしまった!

脳に刺激だ!!石垣島でシュノーケルしよう!

薬をアリセプトに戻しても、Y子さんの状態は思わしくなかった9月。

姉の旦那さんの名前を聞いて「○○君って誰?」なんて事まで言い出した・・・・

少しでも気分転換や色んな刺激になればと、買い物に連れ出したり

ドライブに出かけたりしてみた。

でもどこに行っても、何を食べてもあまり嬉しそうでもなく反応も薄っぺら。

やっぱり車の中で、相変わらず父の悪口をリピートしているY子さん。

疲れる・・・本当に疲れる。

1日付き合うと、疲労がハンパない。

そんな時シュノーケルにハマっている妹と、石垣島に行こうかと言う話が持ち上がった。

そう言えば、「ダイビングで色とりどりの魚を見ていたら「うつ病」が楽になった」と

前に女優の木の実ナナさんが言ってたような・・・

「うつ病」にいいなら「認知症」にも効果あるかもよ!!

じゃ、Y子さんも連れて行こう!

シュノーケルさせてみよう!

70歳過ぎのおばあちゃんに、シュノーケルをさせようとする鬼娘たち(笑)

でも、何か出来る事はないか?と必死だったんだよね。

善は急げで、10月にY子さんを連れて石垣島に旅立った。

前回の電車乗り遅れ事件で学んだので、今度は実家までY子さんを迎えに行き

一緒に空港行の電車に乗り込んだ。(妹とは石垣島で集合)

でもね出発少し前に台風が発生し、それを理由にY子さんが「もう行くの辞める」と言い出した。

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初めは乗り気だったんだけど、日程が近くなるにつれテンションが下がっていた。

どうやら荷造りが出来ないのが原因だったらしい。

「旅行中の洋服何着る?一緒に選ぼう!!」そう言いつつ、実家で洋服を決め荷物を詰めてあげたら

すっかり安心したようで、「やっぱり行こうかな?」と・・・ああ良かった。

ここでひとつ学んだ事がある。

「あまり早くから予定を立てない方がいい」(伝えないほうがいい)と言う事だ。

Y子さんを石垣に行こうと誘ったのは9月の半ば。

Y子さんは最初シュノーケルをとても楽しみにしていた。

少しでもテンションをあげようと、妹から送られてきた色とりどりの魚の写真を見せ

話題を盛り上げていた。(父の悪口を回避する為でもあったのよ)

ところがあまりにテンションを上げ過ぎたせいなのか?

1ヶ月ほど先の話と言う、期間の感覚がよく掴めないのか?

日程が近づくにつれ、Y子さんが疲れて来た。

もちろん荷造りの心配も大きかったようだが、何よりも気持が疲れてしまったようだ。

これは非常にY子さんにストレスを与える結果になったような気がする。

出発前に何だかんだあったが

台風もなんとか通過し、無事に石垣島に降り立つことができた。

幸い天気にも恵まれて、石垣ブルーの海がとてもキレイだ♪

ここでY子さんの気分転換できるかな?

娘たちの心が期待に満ち満ちていたのは言うまでもない・・・・

  後編につづく。

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