2014年の夏に初期の認知症と診断されたY子さん。(母)
その当時は、とても親切な先生がおられる個人病院にお世話になっていた。
ただ詳しい検査が出来ないため、国立病院の「物忘れ外来」を紹介して頂き
その国立病院でMRI検査や、各種検査を経て「アルツハイマー型認知症」と診断されたのだ。
その後「アリセプト」と言う薬を処方され、薬を飲みながら病気の進行を抑える事になった。
月に1度は病院に行き、認知症のテストや先生との面談で様子を診て頂き、薬をもらう。
そんな日々を5ヶ月ほど送ったところで、
「もう薬は飲ませない!」と言う父一言により、状況が大きく変わった。
その時の記事はこちら→ 認知症の薬・・・止めていいの?
薬を飲むのを止めたY子さんだったが、家族の心配をよそに意外にも症状は好転した。
でも、薬を止めた事により月に1度の検診も止めてしまう事になる。
その後2015年の5月に縁あって、認知機能の改善効果があると言うプラズマローゲンに出会い。
その開発者「BOOCSクリニック」の藤野武彦先生に診ていただく事になった。
プラズマローゲンのゼリーを服用する事と、同時に発見された胃潰瘍が完治したことで
Y子さんの症状は明らかに改善された。
認知症と診断された当時より、今現在の方が状態がいいと思う。
精神的にも落ち着いており、攻撃的だった態度も収まっている。
何より大きいのは、口を半開きにしてどこかをぼんやり見ている顔を見ることが、
全くと言っていいほど無くなった事だ。
そして「人に気を遣う」と言う、人間的な事もまた出来るようになった。
ただ物忘れや拘りの強さ、感情の起伏に関しては現状維持と言ったところだ。
BOOCSクリニックには月に一回のペースで受診し、4ヵ月ほど通い改善の様子を診て頂いた。
最後に伺った時は、認知症のテストの数値が大きく改善されていた。
「また何か様子が変わったら来て下さい」と言われてひと段落しているが
今のところ様子が変わってもいないので、再受診する予定はない。
プラズマローゲンのサプリ(今はゼリーじゃなくサプリ)は継続して飲んでいる。
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状況が悪くないので通院する必要はないとも思うけれど、
実際MRIを撮っての正確な数値を見ているわけではない。
国立病院で受けた検査では脳の海馬が収縮しており、認知症と診断されたのだ。
そして、「また半年後にMRIを撮ります。」そう言われていたが、
そのまま1年半も経過してしまった。(笑)
薬も止めてから1年以上になる。
この選択が良かったのかは今は分からない。
今後一気に症状が進むかもしれない。
初期症状の今だからこんなお気楽な事を書いていられるのかもしれない。
これが3年、4年と経過すると想像を絶するような状況になっているのかも?
それでもY子さんの明るい顔を見ると、これはこれでアリだとも思う。
落ち着いているY子さんを見る私自身も、お陰さまで落ち着いている。(笑)
先日娘とこんな話をした。
「症状が進むのが先か、Y子さんが大往生するのが先か?そのせめぎ合いだね・・・」と
症状の進みがカタツムリのように遅ければいいな。
その為に出来る事を考えよう。
今のところY子さんが病院に行くと言う選択肢はない。
願わくばこの先もそうなりますように。